家ではどんな練習をしたらいい?

DATE:  LAST UPDATE:2015/07/10

上達したい、いい絵が描きたいという思いはみんな同じ。

でも、「どんな練習をしたらいいんだろう」と悩んでいる方も多いと思います。

 

今回は、練習方法の一例をあげてみます。

今、悩んでいる方はよかったら参考にしてみてくださいね。

 

水彩画、水彩イラスト 家での練習

たとえば部屋にあるものをモチーフに描いてみたとします。

できあがった絵をみると、なんかヘン。

 

そんなとき、「まだまだ実力が足りない。練習だ」と思う前に、

自分の絵を今一度分析してみましょう。

 

「練習」の一言で片付けない

うまく描けないものがあるとき、つい「練習すればなんとかなる」とか

「とにかくいっぱい描けばうまくなる」と考えてしまいがちですが

ここはもう一歩すすんだ考え方をしてみましょう。

 

「次からどうしたらいいか」をできる限り具体的にしていくのです。

 

「なんかヘン」という絵になってしまったときは、その絵をよくみて

 

【1】違和感のあるところを書き上げてみます。

【2】どうしたらそれがよくなるのか、解決策を書き上げてみます。

【3】余裕があれば、なぜそうなってしまったのか原因を書き上げてみます。

 

という形で分析していきます。

 

うまく描けなかったときほど、「とりあえず練習だ~」ではなく、

しっかりと分析するようにします。

 

くわしく解説していきます

たとえば、Aさんが静物を描いてみたけれど、どうもおかしい場合。

その絵をよくみてみると「輪郭がゆがんでいる」という点に気づきました。

さあ、ここから分析していきます。

 

1 問題をしぼる 

輪郭がゆがんでいるのなら、

「輪郭のどの部分」がゆがんでいるかをよくみるようにします。

 

ほとんどの場合、輪郭がすべておかしいということはありません。

必ず「ゆがんでいる部分」があります。

どこがゆがんでいるか、そこを特定します(複数の場合もあります)。

 

2 どうしたらよくなるのか、解決策 

ゆがんでいる部分がわかったら、今度は「どうゆがんでいるか」をみます。

 

たとえば、「線が実際よりも内側に入っているからゆがんでみえる」など、

どのようにゆがんでいるかを書き出します。

 

あわせて、解決策も書いてみます(自分なりのアイデアで構いません)。

 

この場合でしたら、

次回は「線が内側に入らないように気をつけて描くこと」、

「チェックするときにも、そこを気をつけて見るようにする」ぐらいでも

よいと思います。

 

3 原因をさぐる

余裕があれば、「どうしてゆがんでしまったのか」という原因を考えてみます。

 

Aさん、思い出してみると、そこのラインは

描くときに窮屈な感じで描きづらかった記憶があります。

 

となると、なぜ窮屈な感じで描きづらかったのか。次のポイントはここです。

上であげた解決策とは違ったアプローチが出てくるかもしれません。

 

4 原因をさぐる2

なぜ「窮屈で描きづらかった」のかを考えてみます。

たとえば、

 

・描く姿勢に問題があったのか

・もともと、この方向のラインが苦手だったのか

・何らかのクセがあるのか

・道具に問題があったのか

 

など、原因をピックアップしていって、それをつぶしていくようにします。

原因がわかれば、解決方法もみえやすくなってきます。

 

目的を持った練習に

今回は、輪郭線のゆがみを例にあげましたが、どんな絵を描いている場合も

分析の仕方は同じです。

「どこが、どのように、どうして」をキーに探っていきます。

 

「ひたすら描く、たくさん描く」ことも大切ですが、

こうした「自分の絵から課題をみつけて解決していく」ことも大切だと思います。

 

漠然とした練習を重ねるよりも、しっかり目的意識を持って練習できるので

上達も実感しやすいと思います。練習方法で迷っている方はぜひとも。

 

 

【関連記事】

水彩初心者さん必見!挫折しない考え方

水彩技法「ウェット・イン・ウェット(ウェット・オン・ウェット)」について

デッサンの練習やクロッキーはやったほうがいい?

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

PAGE TOP ↑