その先に行ってはならねえ!ハマってはいけない泥沼フラグ
絵を描くのに最適な環境は誰もが欲しいもの。
しかし、「その先に行ってはならねえ!泥沼だぞ!」という領域があります。
今回はそんな例をいくつか紹介します。
「~があれば、モチベーションがあがると思うんだ」
こう言い出したら危険な兆候です。泥沼にハマりこむ予感がぷんぷんします。
たとえば
「ちょっと高いけど、あの画材を買えばモチベーションがあがると思うんだ」。
これは確かにそうなのですが、ちょっと待って!
★世の中には「買っただけで満足をしてしまう人」がどれだけ多いことか。
★注文する瞬間がモチベーションのピークという人がどれだけ多いことか。
この2つの点を忘れてはなりません。
こういうタイプの人は、買う瞬間がモチベーションのピークですから、
買ったあとにはモチベーションがダダ下がり。
さほど遠くない時期に
再び「~があれば、モチベーションがあがると思うんだ」と言い出します。
そして以後は、延々とループ。
やっかいなことに、本人はこの状況にあまり気づいていません。
仮にうっすらと気づいていたとしても、
「今度こそは大丈夫」という根拠のない自信と希望がそれを上回ります。
やばい!と思ったあなたは、
モチベーションをあげる別の方法を探しましょう。
「そろそろ入門書を並べる棚をつくろうかな」
こんな発言をするようになったら危険な兆候です。
入門書コレクターの沼へようこそ。
これをこじらすと、絵を描くことよりも入門書を揃えるのが趣味になり、
棚に並べた入門書を眺めるたびに幸せな気持ちになったり
ほかの入門書に書いていないことを発見するのが大きな喜びになってきます。
そうなってしまうと
見るからに地雷臭が漂う入門書でも買わずにいられなくなったり、
同じ本を、使う用と保存用など複数買ったりするなど、
なんだかとっても無駄なことをしてしまう人も出てきます。
似たようなケースで、ろくに実行しないのにアドバイスばかり求める
アドバイスコレクターという症状もあります。
ねえ、入門書もアドバイスも集めるものじゃないんだよ、ねえ!
「もっといいポーズ人形を買おうと思うんだ」
これは非常に危険な沼の入り口に差し掛かっています。
はじめは人体デッサンに役立てるつもりだったのが、
「もっと人体に忠実なフォルムを」「もっといろいろなポーズをとれるものを」
などと求めていくうちに、ポーズ人形、フィギュア、ドールの数が
どんどんと増えてきます。
そのうち、「これは体育座りができる!」「あぐらをかける!」
「ハイキックができる!」と言った譲れないこだわりが出てきたり、
造形がやたらと気になってくるようになったり
「ほこりは大敵なんだよ!」とケースに入れるようになったりしたら
かなり重症。ようこそ泥沼へ。
だけど
とってもステキなのは
こうした泥沼にハマっている人はみんな幸せそうということです。
たのしいもんなあ、泥沼。
この項目に関してはまだまだ症例がありますので、またいずれ。
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