そういえば、なんで絵を描いてるんだろう。ふとそんなことを考えました。
「絵を描く」というと、構えてしまう人も多いと思いますが、
わたしたちにとっては、ぱしゃぱしゃと写真を撮るような感覚でもあります。
好きなものがあったら記録したい。
ちょっとおもしろいことがあったら残しておきたい。
そんな感覚が強いように思います。
そう、わりとライトな感覚です。ちっとも重くありません(笑)。
写真を撮ることで、そこにあるものや
時間や感動を、手に入れた気持ちになれるように、
絵もまた同じ感覚でわたしたちは描いています。
写真との違いは
ただ、写真とちょっぴり違うのは、自分の手で描くということ。
おもしろいことがあったら、カメラのように
そこにある「おもしろいことそのもの」を撮るのではなく、
絵はアレンジが加えられるのです。自分の好きなように。
おもしろい犬がいたとしたら、
それをねこにも人間にも変えられるのです。
すごくひねくって、わけのわからない生き物にもできます。
それに意味深なタイトルや名前をつければ、
わけのわからない生き物も、なんだか崇高だったり
とても深い意味があるように見えてきます。もとはただの犬なのに。
なんで写真じゃないかといえば
絵とか水彩というと、すごく構えられてしまうのですけど、
わたしたちは、ぱしゃぱしゃと写真を撮るような感覚で描いているのです。
なんで写真じゃないかといえば、
ちょっとアレンジしたり、くすぐりを入れちゃったり。
わたしたちは、そんなあそびがしたいのです。
絵、水彩なんていうと、構えてしまう方も多いかと思いますが、
それで敬遠してしまうのは本当にもったいないおもしろさが
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