水彩「SMILE」のメイキングより

DATE:  LAST UPDATE:2015/07/08

このコーナーでは、これまでに描いた作品をとりあげながら

ちょっと気楽な感じで、figure-drawingの制作秘話なものを書いていきます。

第1回目はこちら!

 

「SMILE」について

水彩画 人物 メイキング

日常の中で心ひかれた表情やまなざしを記憶しておいて、それを絵に落とし込む。

髪型も顔のつくりも、それにあわせてつくっていく。

figure-drawingはそんなスタイルで描いています。

 

これはなかなかいい表情になりました。

髪はあざやかさに重点を置いて、やや強めに色を入れています。

 

画像で見えるかどうかはわかりませんが、何気にそばかすが入っています。

 

実はこの作品はバージョン2で、

バージョン1のお蔵入りを受けて描かれたものです。

 

せっかくだから、バージョン1も

せっかくですので、お蔵入りとなったバージョン1も公開しましょう。

 

水彩画 人物 お蔵入り

うわっ!

……なんとも微妙な表情で、ちょっとマントヒヒっぽいかも(笑)。

ずっとみつめていると、自分でも笑えてきます。クケーッとか鳴きそうです。

 

バージョン2と比べると、よくわかるかと思いますが、

水彩は、同じ下絵でも色の塗り方でずいぶんと印象が変わります。

 

髪の色の広がり方なんかは、おもしろい感じなんですけどね。

ただ、色がおとなしい分、目のほうにインパクトがいってしまい、

結果的に、顔がすべての印象を持っていく形になっています(笑)。

 

水彩は2度と同じ表現ができない部分もありますが、だからといって情は禁物。

 

いい部分があっても、やっぱりクケーッとか鳴きそうですし、変ですし(笑)。

こういうときは迷わずお蔵入りです。

 

【関連リンク】figure-drawingについて なぜこのスタイルなのか

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑